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- 初めに -

香水とは、香料をアルコールで溶解した溶液で、香りを楽しむものとされている。

- 歴史について -

・古代エジプト
魔除けやミイラ作りの『防腐剤』として使用されていた。 宗教的な用途・薬用・権力階級を表すものとして使われてきた。 当時用いられた香料は、白檀(びゃくだん)・肉桂(にっけい)・イリス(あやめの一種)の根 など、樹脂などだった。 香料が、持つ防腐・防臭効果はミイラ作りだけではなく、部屋を芳香で 満たして香油を身体に塗って衣類に香りを染み込ませて香りを楽しんだ。


・ギリシャ時代
香料の製造は盛んになり、入浴後に香油を体に塗る習慣が広まる。 西洋医学の祖であるヒポクラテスは、『香りには病気を治癒効果がある』と いった。 オフラストスの『植物誌』によって複数の香料を混ぜ合わせることで さまざまな香りに変化することや、ワインなどのアルコールの香りだちがよくなる ことをが理解された。ローマに伝わると、ローズウォーターが主流になり、寝室や浴槽に 香りが持ち込まれるようになった。


・中世時代  
西洋に、東洋に伝わるさまざまな香料が持ち込まれ、香料の幅が広がった。


・16世紀
現在使用されているオー・ド・トワレのような形で初めて作られ、カトリーヌ・ド・メディチが
フランスアンリ2世の夫人に輿入れした際に、世の中に広まっていった。

・19世紀
科学技術の発展により、天然の香りを詳しく分析することができるようになった。 また、今まで天然の香料のみしか作られていなかったが、合成香料が製造されるようになりより、 使用できる香料の範囲が広がった。より身近に楽しむことができるようになった。


- 種類について-


*香料の濃度によって香水の種類を判別している*

『パルファム』=香水(フランス語で)
・芸術品のように完成度が高く深みがある。
・香水の基準になっている
『トワレ』=化粧・身繕い
・パルファムよりも水っぽい
・軽い感覚のもの
『コロン』=ドイツの街『ケルン』
・『オーデコロン』=ケルンの水という意味で
世界最古の香水と言われる。
・爽やかに香る程度のものを指す

- 香り立ちの変化-


*グラデーション的に、匂いが変化する*
・トップノート:〜10分程度(香水の第一印象)
・ミドルノート:〜3時間程度(香水のボディ)(香りのバランスを保つ)
・ラストノート(・ベースノート・ボトムノート・ラスティングノートとも呼ばれる。)
:〜12時間程度(香水の余韻)

- 香水の作り方-


*実験記録*
12/15(水) 
方法:水蒸気蒸留
鍋に、水を入れ、そこにカップを入れて行う。 沸騰したら、火を止め鍋に蓋をする。
この時、鍋の蓋を反対にして鍋に入れたカップに水滴が流れるようにする。
→素材は、できるだけ乾燥しているものが良い。ドライフルーツとかでも良さそう。
→ナマモノだと腐ってしまう可能性大。



*完成品*
  • mignon

  • →バニラ・ゆず・ローズマリー
    →可愛らしい香り
  • charmant

  • →ゆず・ローズマリー・オレガノ
    →さっぱりとした香り
  • vague

  • →バニラ・紅茶・オレガノ
    →爽やかな香り
  • univers

  • →八角・ゆず・紅茶
    →スパイスが香る個性的な香り