クレヨンの発明

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今回は、クレヨンについて研究し、実際に制作しました。
こちらのサイトでは、クレヨンの歴史や作り方などを紹介させていただきます。

クレヨンとは、溶かした蝋と顔料などを混ぜて棒状に冷やし固めた画材のことです。

発明者

エドウィン・ビニーとハロルド・スミス

発明年

1903年

歴史

成立の歴史には諸説ありますが、1903年にアメリカでエドウィン・ビニーとハロルド・スミスが「クレヨラ」クレヨンを生産したことが始まりだと言われています。日本では、大正期に自由画教育を機に普及しました。
「crayon」は、フランス語の"craie(白亜)"に接尾語"on(小片)"が組み合わさった言葉で、元来は固形描画材一般に使われています。
手を汚さず手軽に彩色描画ができ、色鉛筆のように尖っておらず鉛筆削りも必要なく、おおく無害であることから、初等教育や児童画によく利用されています。

画像 : 大正期の日本に普及していたクレヨン(画像引用:https://www.buntobi.com/articles/entry/series/taimichi/010387/)

作り方

⑴ ろうそくをオーブン(または電子レンジ)で数分間加熱し、液状になるまで溶かします。
⑵ ⑴に作りたい色の顔料を入れてよく混ぜ、型に流し込みます。
⑶ 型を密閉したのちに、冷蔵庫で30分ほど冷やし固めます。
⑷ 30分後、数分間常温に触れさせると、完成です。




京都芸術大学
空間演出デザイン学科 空間デザインコース 2回生
中村 美月